アートメイク除去、レーザーだけで大丈夫?色・深さ・経過から考える「除去方法の選び方」
「昔入れた眉アートメイクの形を変えたい」
「以前の色が残っていて、新しいアートメイクがきれいに入らない」
「レーザーで除去したら、逆に赤や黄色っぽい色が出てきた」
アートメイク除去について調べていると、このようなお悩みを目にすることがあります。
アートメイク除去というと、「レーザーを当てれば消える」と思われがちですが、実際にはそれほど単純ではありません。
使用されている色素、色素が入っている深さ、施術からの経過期間、現在見えている色などによって、適した除去方法は異なります。
吉井クリニックでは、現在の状態を確認したうえで、YAGレーザーによる除去だけでなく、リムーバーを用いた方法も含めて検討していきます。
今回は、意外と知られていない「アートメイク除去方法の考え方」についてご紹介します。
アートメイクの色は「見えている1色」とは限りません
例えば、一見するとグレーやブラウンに見える眉アートメイク。
しかし、使用されている色素はひとつの色だけではなく、複数の色を組み合わせて作られていることがあります。
そのため、レーザーによって反応しやすい色素が先に薄くなると、
「最初はグレーだったのに赤っぽくなった」
「オレンジ色が目立つようになった」
「黄色っぽい色が残った」
など、施術前とは違う色が見えてくることがあります。
これは必ずしも「新しい色が出てきた」ということではありません。
もともと複数の色素で構成されていた中から、特定の色が薄くなった結果、別の色が目立って見える場合があります。
そのためアートメイク除去では、今見えている色だけを見るのではなく、その色がどのように残ってきたのかを考えることが重要です。
「前回レーザーで消えなかった=もう除去できない」ではありません
レーザー治療を受けたものの、
「少し薄くなっただけだった」
「色が変わって残っている」
「何回かレーザーを受けたけれど、まだ残っている」
という方もいらっしゃいます。
しかし、一度のレーザー照射だけでアートメイクがすべてなくなるとは限りません。
色素の種類や量、深さなどによって反応には個人差があります。
また、レーザー照射後に色調が変化した場合には、最初と同じ条件で繰り返し照射するのではなく、現在残っている色を改めて確認する必要があります。
アートメイク除去では、「何回照射したか」だけではなく、「今どの色が残っているのか」が大切です。
YAGレーザーによるアートメイク除去とは?
アートメイク除去では、色素に反応するレーザーを使用する方法があります。
レーザーの光が対象となる色素に反応することで、色素を細かくしていき、徐々に目立ちにくくしていく方法です。
ただし、すべての色が同じようにレーザーへ反応するわけではありません。
黒やグレーなど比較的反応を得やすい色がある一方で、赤、オレンジ、黄色など、色調によっては反応が異なる場合があります。
また、使用されている色素の成分によっては、レーザー照射後に一時的に色が濃く見えたり、色調が変化したりする可能性もあります。
そのため吉井クリニックでは、現在の色を確認しながらYAGレーザーによる除去を検討します。
レーザー以外の「リムーバー」という選択肢
アートメイク除去には、レーザー以外にリムーバーを用いる方法もあります。
吉井クリニックでは、状態に応じてROMA PINKのリムーバーを用いた方法についてもご相談いただけます。
レーザーが「特定の色素に光を反応させる」という考え方なのに対し、リムーバーは異なるアプローチで色素を薄くしていく方法です。
そのため、
「レーザーだけで除去を続けるべきなのか」
「現在残っている色にはどの方法が向いているのか」
を、状態に応じて考えることができます。
どちらか一方がすべてのケースで優れているわけではありません。
レーザーとリムーバーにはそれぞれ特徴があり、現在の色・皮膚の状態・過去の施術歴などを確認したうえで選択することが大切です。
「黄色になった眉」はどうすればいい?
アートメイク除去のご相談で特に悩まれることがあるのが、
「レーザー後に黄色っぽい色が残った」
というケースです。
黒やグレーが薄くなったあと、色素に含まれていた黄色系の成分が目立ってくることがあります。
このような状態では、
「もう一度同じレーザーを当てればいい」
とは限りません。
現在残っている色、これまでに使用したレーザー、照射回数、皮膚の状態などを確認したうえで、次の方法を検討する必要があります。
特に、除去を急ぐあまり短期間に何度も施術を重ねると、皮膚への負担につながる可能性があります。
色だけではなく皮膚の回復状態を見ることも、アートメイク除去では非常に重要です。
アートメイクを入れてすぐに除去したくなった場合は?
施術直後に、
「思っていたより濃い」
「形が太く見える」
と不安になる方もいらっしゃいます。
ただし、アートメイクは施術直後と定着後では見え方が変化します。
施術直後は色が濃く見えたり、腫れや赤みの影響で形の印象が変わって見えたりするため、直後の状態だけで最終的な仕上がりを判断することはできません。
また、皮膚にダメージが残っている状態でさらに除去施術を行うと、皮膚への負担が大きくなる可能性があります。
除去を希望される場合でも、まずは施術からどの程度経過しているかを確認し、皮膚の状態を見ながら適切なタイミングを検討します。
「全部消す」だけがアートメイク除去ではありません
アートメイク除去の目的は、必ずしも完全に何もない状態にすることだけではありません。
例えば、
- 眉尻だけ形を変更したい
- 太さを少し細くしたい
- 左右差が気になる部分だけ薄くしたい
- 古い色を薄くして新しいアートメイクを入れたい
- 他院で入れたアートメイクを修正したい
といったご相談もあります。
特に新しいアートメイクへの入れ替えを希望されている場合、古い色素が濃く残っていると、新しいデザインや色の選択肢が限られてしまうことがあります。
そのため、最初から「すべて消す」と決めるのではなく、
最終的にどのような眉にしたいのか
から逆算して除去範囲を考えることも大切です。
他院で入れたアートメイクでも相談できます
「他のクリニックで施術したものだから相談しづらい」
と思われる必要はありません。
アートメイクは時間の経過とともに色や形の見え方が変化します。
数年前に施術したアートメイクが現在の好みと合わなくなることもありますし、過去の色が残っているために新しいデザインへ変更しにくくなることもあります。
吉井クリニックでは、他院で施術されたアートメイクについても、現在の色や皮膚の状態を確認したうえで除去方法をご提案します。
過去にどのような施術を受けたかわかる場合には、使用した色素、施術時期、レーザー除去歴などもカウンセリング時にお伝えください。
わからない場合でも、まずは現在の状態を確認することから始めます。
大阪・江坂でアートメイク除去をお考えの方へ
アートメイク除去には、
「この方法なら必ず消える」
というひとつの正解があるわけではありません。
黒やグレーに見えていた眉が、除去の途中で赤やオレンジ、黄色など別の色調に変化して見えることもあります。
だからこそ、
現在何色に見えているのか
どのくらい色素が残っているのか
過去にどのような除去を行っているのか
最終的にどのような眉を目指したいのか
を確認しながら、方法を選択していくことが重要です。
吉井クリニックでは、YAGレーザーによるアートメイク除去に加え、状態に応じてROMA PINKのリムーバーを用いた方法についてもご相談いただけます。
「何度かレーザーをしたけれど色が残っている」
「赤や黄色に変化してしまった」
「他院アートメイクを除去してデザインを変えたい」
「レーザーとリムーバーのどちらがいいかわからない」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
大阪・江坂でアートメイク除去をご検討中の方は、吉井クリニックまでお問い合わせください。
※アートメイク除去後には、赤み、腫れ、痛み、出血、かさぶた、色素沈着、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性があります。また、色素の種類や深さ、施術歴などによって必要な施術回数や色の変化には個人差があります。診察のうえ、肌状態に適した方法をご案内いたします。
その他の吉井クリニックブログ
- 2026年10月24日
アートメイク除去、レーザーだけで大丈夫?色・深さ・経過から考える「除去方法の選び... - 2026年10月17日
リップアートメイクは「色」だけじゃない?唇の形・輪郭・左右差まで考えるデザイン - 2026年10月10日
すっぴんでも目元を自然に|アイラインアートメイクという選択



