ヘルスアップコラム

1日2018年12月
胃の検査の種類を知っていますか?

胃の検査の種類を知っていますか?

健診の項目に必ず入っていると言ってもよい胃の検査ですが、代表的なのが「胃透視」と「胃カメラ」です。
胃は食べた物を溜めて消化する器官なので、どちらも検査前の絶食の必要があるという共通点がありますが、検査方法は全く違います。
ではこの「胃透視」と「胃カメラ」について説明していくので、初めて受ける方はどのような検査なのか知っておきましょう。

胃透視とは

よく「バリウムを飲んで検査する」というのがこの胃透視に当たります。
バリウムは造影剤の一種で、胃に溜めた状態で体の向きを変えながらX線を照射して胃の撮影をする検査を指します。
バリウムの流れ方が観察出来るので、実際の食道や胃の動きが分かるというメリットがあります。
ただ胃透視にはデメリットも多くあります。
経験した人が口をそろえて言うのが「バリウムが飲みにくい」ということ。
ひと昔前よりは味が改善されているものの、美味しい飲み物ではありません。
次に検査中のゲップを我慢する必要があるので、この部分に苦手意識がある人も多いようです。
またバリウムはお腹の中で固まってしまうので検査後に下剤を飲む必要がある・放射線被曝があるという手間や問題もあります。

胃カメラとは

胃カメラは、口または鼻から小さなカメラのついたチューブ(内視鏡)を挿入し、胃だけではなく食道や十二指腸の表面を直接観察・撮影する検査方法です。
胃の粘膜の状態を詳しく観察することが可能なので、胃透視検査で引っかかった人の再検査に使われることもあります。
こう聞くと、胃透視よりも胃カメラのほうが正確に検査出来るのではないかと思われますが、この胃カメラにもデメリットはあります。
胃カメラの最大の難点として、胃カメラ経験がある人がよく口にすることが挿入する時の苦痛です。
この難点に対して、鎮静剤を使用する・鼻からの挿入(経鼻)を選択できる施設が増えてきました。こちらは当院でもご対応しております。
また、近年では胃カメラによる胃癌の手術も可能であり、内視鏡の著しい発達とともに胃カメラは検査だけではなく治療としても注目されているのです。
健診の項目に、胃透視または胃カメラのどちらかを選択している企業や施設がありますが、
もし自分で選ぶことが可能であれば自分に合った方法で受けることが出来れば良いですね。
どちらの検査方法にもメリット・デメリットがありますが、難点を改善する方法も発達しています。
ひと昔前よりはどちらも随分と受けやすい工夫がなされていますので、怖がらずにぜひ検査を受けてみましょう。

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