ヘルスアップコラム

2日2018年11月
血圧の日内変動を知っていますか?

血圧の日内変動を知っていますか?

高血圧をはじめとする生活習慣病を意識したり、血圧を下げる薬を飲んでいる人は日常的に血圧を測定する機会が多いことでしょう。
普段の自宅での血圧の値と病院での値に差がある・昨日と今日では値が全然違うという経験はありませんか?
激しく動いたり運動した時に血圧が上がることは知られていますが、普通に生活していても血圧は常に変動します。
運動の他にも食事やストレス、気温の変化などさまざまな要因が血圧の変動に影響するのす。
これらの変動の中で、自分の血圧の平均値を把握することは生活習慣の改善にも役立ちますので、正しく理解しておきましょう。

血圧は一定ではない

血圧は朝起きてから徐々に上昇し始めます。
一日のうちで一番活動する日中が最も高くなり、今度は夜になるにつれてだんだん下降していきます。
そして睡眠中はさらに低い値となるという変動パターンを日内変動と呼び、血圧は同じ日でも一定ではありません。

この日内変動は、自律神経と深い関係があります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、一方の活動が優位になるともう一方は抑制されるという特徴があるのです。

日中に活発になる交感神経の働きによって血圧は上昇し、反対に夜は副交感神経の働きで血圧は下降していくことになります。

朝と夜の血圧に差があることが分かれば、一日に最低2回は血圧を測定することでおおよその自分の平均値を知ることができます。

次に、血圧を上昇させてしまう何気なく行っている日常生活動作を知っておきましょう。

血圧が上がる時とは?

・入浴時
入浴は日常生活の中で最も温度変化が多い機会なので、血圧の変動に大きく影響します。
この温度変化を最小限にとどめるためのポイントを説明します。
・浴室と室内の温度差を小さくする。
・湯船に入る前にすこしずつかけ湯をする。
・お湯の温度を39度前後にする。
・ゆっくりとした動作で湯船からあがる。

・排尿や排便時
排便する時はいきむことで血圧が上がることは想像しやすいですね。
実は排尿の時も血圧は変動します。
特に排尿を我慢し続けることで血圧が上がってしまい、排尿後に急激に血圧が下がって失神する場合もあるので注意して下さい。

・しゃがみ込む時
急にしゃがみ込むと血圧は上がります。
しゃがみ込むことによって足の大きな筋肉が圧迫されることで、筋肉や交感神経が緊張するために血圧を上げるホルモンを分泌してしまうと言われています。
以上のように日常生活で行う動作を意識してみるだけでも、血圧の大きな変動を抑えることが出来るので参考にしてみて下さい。

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