ヘルスアップコラム

19日2018年8月
禁煙は生活習慣病予防の近道

禁煙は生活習慣病予防の近道

たばこは何となく体に悪いイメージや、肺がんになりやすいと思っている人が多いでしょう。
これは、たばこに含まれる発がん性物質が引き起こすもので、肺がんだけではなく全てのがんの発症率も高いせいです。
しかしたばこは、発がん率が高いだけではありません。
喫煙と生活習慣病にも密接な関係があることを知っていますか?
生活習慣病は食生活の乱れや運動不足だけではなく、嗜好物である飲酒や喫煙も大きく関連しています。
お酒は控えることでそのリスクを減らせますが、たばこは控えるだけでは効果がありません。
確実に禁煙することが生活習慣病予防の近道となるのです。
たばこが生活習慣病を引き起こしてしまうしくみを知っておきましょう。

喫煙がもたらす影響は?

たばこの煙に含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮すると血圧が上昇するので、血管壁にダメージを与えて動脈硬化が進んでしまうのです。
さらにこのニコチンは、動脈硬化で硬くなった血管にけいれんを起こし、血液の流れを滞らせます。
そうすると血栓と呼ばれる小さな血の塊ができるので、これが血管を詰まらせて心筋梗塞や脳梗塞・肺塞栓などの命に関わる病気を招いてしまうのです。
また、喫煙により血糖値も上昇します。
これは喫煙することで血糖に影響するホルモンバランスが崩れるためです。
ホルモンバランスが崩れると血糖値が上がりやすくなり、下がりにくい状態が続けば糖尿病を誘発してしまいます。
他にも喫煙は血中の総コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを低下させる作用があります。
以上のことから、たばこは生活習慣病のリスクが高くなることが分かっています。

禁煙のコツ

たばこに含まれるニコチンは依存性が高いことが知られています。
禁煙したくても出来ない人が多いのはこのためです。
禁煙を決断したら医療機関に頼ることも大切ですが、自分の心がけが必要になるので、最低限の工夫はしたいですね。

・喫煙したくなる環境の改善
あなたが喫煙したくなる環境を把握していますか?
お酒の席などたばこを吸いたくなる場所や、たばこをよく吸う人にははじめから近寄らないようにしましょう。

・たばこの代用
たばこを吸う代わりに他の行動を用意しておきましょう。
ガムを噛んだり、軽く運動やストレッチをするなどの気分転換になるような行動がお勧めです。

たばこ=肺がんだけではなく、生活習慣病のリスクが高いことが分かれば、今日からでも禁煙を決断するべきです。
一人で禁煙することが難しければ、周りの人や医療機関の協力を得て頑張りましょう!

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