ヘルスアップコラム

21日2018年7月
上手なお酒との付き合い方

上手なお酒との付き合い方

昔から「酒は百薬の長」と言われるように、お酒は体に良い面もあります。
これはお酒による血管拡張作用で血流を良くしたり、善玉コレステロールを増やす作用からの効果によるものです。
適量の飲酒は動脈硬化の予防にも役立つとも言われているので、生活習慣病予防にも効果をもたらしてくれます。
ただ、これらはあくまでも適量のお酒で、適切な飲み方を守った場合に限られるのです。
では、お酒との付き合い方を間違ってしまった場合には、どのような健康障害を招いてしまうのでしょうか。

飲酒が引き起こす健康障害

適量ではなく過度の飲酒は反対に、さまざまな生活習慣病の原因となってしまいます。

・アルコール性肝炎
お酒のアルコールは肝臓で分解や代謝が行われます。
過度の飲酒を続けていると、徐々にアルコール性肝炎が引き起こされて肝硬変や肝癌へと進行することがあります。

・中性脂肪増加
アルコールが肝臓で分解される際に中性脂肪の分泌を促進する酵素が出るので、過度の飲酒は肝臓の処理能力を超えてしまうのです。

・高血圧
研究によると、飲酒量が増えるほど血圧は高くなる傾向にあります。

・糖尿病
肝臓がアルコールを分解する時に、肝臓にグリコーゲンとして蓄えられた糖が血液中に放たれて血糖値が上がります。

このように過度の飲酒は生活習慣病の元となり、さらに狭心症・心筋梗塞などの心疾患や脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患を引き起こして命に関わる病気を招いてしまうのです。

お酒の適量とは?

ではどのくらいがお酒の適量かと言うと、医学的には1日に20~25g程度が目安とされています。

ビール・・・500ml
日本酒・・・1合(180ml)
焼酎・・・・0.5合(90ml)
ウイスキー・・・60ml
ワイン・・・2杯(240ml)

などが目安です。
ただし個人差があるので、肝機能・血圧・脂質などの検査結果がすでに基準値よりも高い場合は、この目安よりも少なめを基準とする必要があります。

飲み過ぎを予防する工夫

お酒の適量目安が分かれば、次は飲み方を工夫しましょう。
早いペースで飲むとどうしても基準値を上回ってしまうので、ゆっくりとしたペースを心がけます。
たとえ適量であっても毎日飲むのは負担となりますので、週に1日は休肝日を設けて肝臓を休める意識も大切です。
またお酒を飲む時のおつまみにも一工夫しましょう。
揚げ物は高カロリーで脂質や塩分も多いので、避けるか食べ過ぎに注意して下さい。
刺身や酢の物・冷奴などのような低カロリーのメニューがおすすめです。

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